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たんのう日記 ⑤

01 29, 2011
37度台後半の熱と痛みが続いてほとんど眠れないまま入院三日目。当初の予定では今日を含めてあと三日で退院だから、もう少し我慢すれば熱と痛みも治まるだろうとへこたれそうな気持ちを奮い立たせていました。

昨夜付き添った家人が家に一度帰った頃、宝生舞似の目元をした看護婦が入室してきて着替えをするということに。上半身をタオルで拭いてもらい膝丈しかない前開きの入院着を新しいものに着替え、さらには嬉しいことに尿道から管を外すということで、“垂れ流し"はお終い。恥ずかしがっても仕方がないので全ておまかせして下着も交換してもらい、熱と痛みという苦痛はあるものの妙な開放感で気持ちが良い。

主治医が入室してきて気分はどうかと言うから、痛みが酷くてほとんど寝ていないことを訴え原因を問い詰めるもはっきりした答えがありません。そして、術後初めて脇腹のガーゼを外したら、何も言わずに目を見開いてジッと見つめていました。
その、あまりの長さにしびれを切らし、
「なにかあったんですか?」
また、しばらく沈黙し、
「有るはずのものが無い……。」
「えっ、何が無いんですか?」
「私が手術の最後に身体の外に出したチューブが無い!
 こんなことは初めてだ。身体の中に有るかもしれない…。」

手術後に出る余分な体液を体外に排出するため、脇腹から5センチほど出した細いチューブが無くなっているという説明。で、何を思ったのか「皮膚のすぐしたに有るかもしれない」と言いだし、麻酔の効いていない傷口を先のとがったもので突っつき始めました。「痛い!」そう訴えると手を止め、体内にチューブがあってもすぐに問題は起きないが、手術は月曜になるかもと言い出しました。今日は土曜日。この苦痛が続く状態をあと二日続けて、さらに、入院を伸ばすなんて冗談じゃない!

段取りのために主治医が退出後にすぐさま、病室内は携帯電話禁止なんて無視して家に着いたばかりの家人を病院に呼び帰し、主治医からもう一度説明をさせたら「今日の午後に取り出す手術が出来そう」と言われました。二日連続で手術なんて冗談じゃない。でも早く取り出して欲しい。そんな気持ちが交錯していると、「申し訳ありません。2回目の費用は請求しません。」と主治医。当たり前だろう、そっちのミスじゃないか! 私も家人も怒り心頭!

こうして人生初めての手術は、肉体的にも精神的にも苦痛を伴う二日連続となったのです。

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あんなかまこと

Author:あんなかまこと
福島県会津若松生まれ。万博の年に東京へ転居。四谷界隈で仕事をし、荒木町で飲んで食べて20年。販売促進広告制作を主な業務に広告代理店を営んできた。今、様々なことをリセットし新しい発見を模索中。

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