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たんのう日記 ④

01 28, 2011
気がついたら病室のベッド。
薄ぼんやりした意識の中で中空に差し出した右手の指先を握る手。そして、私の名を呼ぶ声。
「直径2センチと1センチの真ん丸とした胆石が無事取れたよ。
 ポリープは無かったから。」という家人の声が聞こえて安堵。

_0015281.jpg
摘出し銀色のトレイに乗せられた胆嚢を、家人と母が確認。摘出して開かれた胆嚢には蟹味噌のような“泥"と、この胆石が二つありました。それをホルマリンをしたしたガーゼで包み容器へ入れてもらいました。
この胆石が砕けて細かくなり胆管に詰まったならば、それは想像を絶する痛みが走り大変な手術に。あと2年、この状態を続けていれば炎症を起こすと共に、そうなった可能性があったそうです。


手術の結果を聞き安堵しながらも激しい吐き気に襲われ嘔吐。そして、吹雪の原野に放り出されたような寒さが全身を襲い小刻みな震えが止まらない。麻酔の切れた後の痛みは手術した傷ではなく、みぞおちや肋骨の一部が強く痛み、寝ているベッドの底へとグーッと引き込まれ深い海の底へ落ちていくような不安感。聞いていた術後の状況とあまりにも違う。痛みのことを看護婦から問われれば、早く治まって欲しいという一心で、苦痛に混乱しながらどう表現すれば伝わるかと言葉を探す脳。両腕には点滴とコードがつながれ尿道には管が通されて全く自由がきかず、「存在」という感覚がだんだん薄れていく気がしました。そして、そんな自分とまわりの状況を客観的にたかみから見ている自分がいたような気がします。

後で聞いたら手術は2時間かかり、病室に戻ったのは16時だったようです。それから、浅い眠りと痛みによる覚醒の繰り返しが翌朝まで続きました。そして、思いもよらぬ事態が待っていたのです。

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あんなかまこと

Author:あんなかまこと
福島県会津若松生まれ。万博の年に東京へ転居。四谷界隈で仕事をし、荒木町で飲んで食べて20年。販売促進広告制作を主な業務に広告代理店を営んできた。今、様々なことをリセットし新しい発見を模索中。

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