これが美味しくなる季節!

07 01, 2009
090701_牡蠣夜、AXISで開かれたアートディレクター 佐藤卓氏と分子生物学者 福岡伸一氏のトークセッション後(この件に関しては後日ブログで)、高揚した気持ちを抑えるべく西麻布のイタリアンVino della paceへ。
途中、いつも遅くまで賑わっている地中海料理の名店「キッチン5」の前を通ったら作詞家 松本隆氏に遭遇して、また興奮。

10時近くにたどり着き、「時間も遅いので軽めに」とオーナーの内藤さんにお願いして、まずはスプマンテでクールダウン。いただいた「ROTARI」は、蒸し暑いこの季節にピッタリな後味のスッキリしたドライなタイプ。いただいたボトルが最後の一本だったそうです。

そして出てきたのが紀伊半島産の岩牡蠣。海女さんが素潜りで採ったという、14センチもあるビッグサイズの殻にはタップリの身。資源を守るため今年はもう入荷しないそうです。日本海側の岩牡蠣に比べてややあっさりめでしたが旨味は十分にあり、一緒にいただいた白ワイン「COLBARACE SOAVE」との相性も最高! 家人は一口で食べてしまいましたが、私はもったいなくて数口に分けてじっくり時間をかけていただきました。さらに、内藤さんから「牡蠣の殻にあるしわは満月の回数ですよ」という話を聞いてビックリ。思わずその大きな殻をまじまじと見てしまいました。

続けて「ゆで卵ソース添え北海道産ホワイトアスパラガスのソテー」「生ポルチーニ茸と桜肉のソテー」を、一人前ずつシェア。こちらの腹具合を考慮して量を調整してくれる気遣いはさすがです。

赤ワインを選んでいただく際、内藤さんが「最近は重ためよりもエレガントな赤ワインがお好きですよね」と一言。年に2回くらいしかお邪魔しないのに、こちらの好みを覚えてくれているとは、脱帽です。薦めていただいたのは野生酵母を使用したという「ALBANI」。エレガントで力強く、果実味と渋みのバランスがとても良かった。機会が有ればまた飲んでみたい一本。

最後のバローロのグラッパまで、いつもながら完璧な仕事の内藤さんとシェフに満足し、私たちが通りの角を曲がるまで店先で送ってくださるお二人に会釈して帰宅。

ためになる話を聞いて興奮し、偶然が重なった美味しい食事とワインに出会える贅沢を味わえたことに感謝。


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あんなかまこと

Author:あんなかまこと
福島県会津若松生まれ。万博の年に東京へ転居。四谷界隈で仕事をし、荒木町で飲んで食べて20年。販売促進広告制作を主な業務に広告代理店を営む。

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